クロズノメイガ 成虫 Goniorhynchus exemplaris (Hampson, 1898)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長1センチぐらい。

種名は、クロズノメイガ。

最初は、「随分と鮮やかな黄色のクロヘリキノメイガもいるもんだ。」と投稿しそうになっていたが、もう一度、慎重に似ている蛾はいないかと捜したところ、色合いがドンピシャのクロズノメイガの存在に気が付いた。では、何故、直ぐにクロズノメイガに結び付かなかったかと言うと、クロズノメイガ特有の上翅前縁と外縁の交わる辺りの濃い色の部分(大きな斑)や、外縁沿いの焦茶の太い帯が、上の写真の個体には、ほとんど見えないからであった。

ただ、やはりクロズノメイガで合っていると思う。

幼虫の食草は、アカネ科のヘクソカズラ。

この蛾の国内の生息分布は、本州以南……九州近海まで。海外の生息分布の方は、韓国、台湾、そして、中国の内陸部にもいるようである。

コメントを残す