アカネ

数日前に近隣で見かけ写真に撮っていた。

現場でふと偶然茎を触ったのだが、かなりのザラ付き感があった。

調べると直ぐにアカネという蔦植物に辿り着いた。特徴として、四角い断面の茎を持っているということだが、写真も拡大してみると確認できるのだが、茎は四角ぽかったのを覚えている。

さて、このアカネという多年生植物の根は染料の原料になるとの事である。赤色の一種である茜色も、このアカネという植物から出来上がる色を指してているとのことである。

そして、アカネという名前は、染料の原料になるこの植物の根が乾燥すると赤い事から来ているとの事である。

古来より、万葉集に含まれる和歌にも茜の単語はよく使われて来ていている事からも、今より遠い悠久の昔の時代の方が、人々に馴染のある植物であったのは間違いないはずである。

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