先週末(実際は、7月の頭の出来事である)に、子供のサッカーの試合に利根川の河川敷に出向いた時に、見つけていた。
この時期、たまに見かけるようになったニジュウヤホシテントウをまた見つけたぐらいの気持ちで軽く写真に撮っていた。
ただ、帰宅後、撮った写真を振り返っていた時に、何かこれまでのニジュウヤホシテントウとは雰囲気が違うと思い、写真を見比べる中、気が付いた。
上の写真の個体の方が、黒い点の大きさが一様に大っきいと。
この辺から調べ直すと、オオニジュウヤホシテントウが浮上してきたのである。
この河川敷では、同じ日にドウガネブイブイも見つけた。このドウガネブイブイも、西から進出してきたアオドウガネに押されて、生息域が少なくなってきているとのことだが、このオオニジュウヤホシテントウも、西から進出してきたニジュウヤホシテントウに押されて生息域が限られて来ているとのような記事を読んだ記憶がある。
この似たような運命を背負った2種が同じ場所にいた事に、何か根拠を見い出したいと思っている自分が居る。
ところで、このオオニジュウヤホシテントウの食草は、ニジュウヤホシテントウと同じくナス科の植物である。写真のオオニジュウヤホシテントウが付いている葉が、ナス科の植物の葉なのかは、私には分からない。