最近、近隣で見かけ写真に撮っていた蛾である。
![](https://i0.wp.com/okunonature.com/wp-content/uploads/2022/05/img_4463.jpg?resize=525%2C394&ssl=1)
大きさは、前翅長22ミリぐらいある。この手の蛾にしては、大きい方だと思う。
これだけハッキリとした内横線の列が並び、腎状紋もくっきり見える。少し大きいけど、ヤガ科のヨトウガ亜科辺りを当たれば、種に行き着くであろうと軽く考えたが、そうは問屋は卸してくれなかった。
視点を変えて、この大きさで、こんな形の蛾という事で、最近知ったカギバガ科のトガリバ亜科を当たると、この蛾が居てくれた。
種名は、オオバトガリバ。近似種に、ホソトガリバというのが居るらしいが、見ての通り、細い翅はしていないようにも見えるし、オオバトガリバだと思う。
幼虫の食草は、ブナ科のクヌギやコナラ辺りであろうか。