先週末に、家族が山登りにお友達と行くというので、私は、一行を登山口で下ろし、下山口で拾うという完全な運転手の役を買って出た。
買って出た理由の一つは、登山口も下山口も標高は1000メートルぐらいあり、待ってる間の5時間(結局は7時間)は、自由に自然観察やイワナ釣りが楽しめるからである。登山一行もスタート地点に戻ってこないコースが取れる事を喜んでくれる。お互いの利害が一致した。
想像以上に豊かな生態系であったが、先ずはこんなのもいた。
大きさは、体長12ミリぐらいだったと思う。
平地にある我家の近所では、数種のジョウカイボンをよく見かける事により、とても馴染みのある昆虫であるが、標高の高いところにもジョウカイボンの仲間が生息しているのかという事が分かり、それだけでも大きな収穫であった。
種名を調べたところ、ヒメジョウカイという種だと分かった。
国内での分布は、北海道から九州辺りまでとのことである。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。一応、このジョウカイボンの学名には、japonicus と入っており、日本に特化している昆虫の可能性も感じる。
“ヒメジョウカイ Lycocerus japonicus (Kiesenwetter, 1875)” への1件の返信