今週末は、急にちょっと暑くなり過ぎである。6月の後半の気温ではない気がする。
ちょっと涼を求めて、川遊び(ガサガサ)でもしに行ってみた。珍しく、娘も付いて来ると言う。高速道路を使って、40分ぐらいの場所に、初めて行ってみた。
とにかく、障害物や抽水植物が殆どない川であったが、何かはいるであろうと、少ないポイントに網を入れていく。
魚影は濃くないが、魚は泳いでいるのが見える。しかし、流れはそこそこにあり、その魚の種を特定する事は出来ない。
そんな中、魚ではないが、写真を撮ってくればりに、川の定位置から逃げない(必ず戻ってくる)トンボがいた。なんとか網で掬って、石の上に乗せた一瞬を、写真に撮ってみた。
調べたところ、アオサナエの雌だと判明。この雌の緑色ベースの色合いでさへ、十分に惹かれたが、雄は、もっと緑が際立つようである。いつか見てみたいものである。
ところで、このアオサナエ……各都道府県が独自に指定するレッドデータでは、絶滅危惧Ⅰ類に指定している都道府県が四つ、絶滅危惧Ⅱ類に指定している都道府県が、七つ、準絶滅危惧種にしているのが、10都道府県に及んでいる。結構、貴重なトンボである事が分かった。
生息分布は、国内では、本州から九州まで。所謂、清流のトンボのようである。日本固有種とも言われているが、海外にもいるんだと思う。