コニシキソウ

北アメリカ原産の外来1年草で、日本への渡来は明治時代中期との事である。

春から秋までダラダラと芽生えるとの事であるが、目下、我家の庭の芝生エリアで抜いても抜いても芽生えてきている印象である。

このコニシキソウで厄介だと思う点は、少し大きく育ってから抜こうとすると、既に種が準備万端に熟しているのか、茎から一斉にポロポロと落ちてしまう点である。時期にも依るのか、芽生から結実・伝播までが早い気がする。

ゆえに、見つけ次第抜くのが賢明かと思われる。しかし意外と根は深く、気持ちよくスパッと、いつも抜けるとは限らない。また、茎の途中で千切れた場合には、直ぐに乳白色の液体が滲み出て来る。

ただ、種は土中で2年ぐらいしか発芽能力を持たないみたいな記事を読んだので、本当に抜きまくるしかないのかなと思う。抜きまくれば撲滅出来るとは思うし、新しい場所へ、どんどん進出してやろうとの気概は、この植物から感じないので、抜きまくりで対応出来ると思う。

抜くじゃなく刈るはどうなのとなりそうだが、写真でも分かるように、機械刈りでは刈れないように、地面にぺったと張り付く進化をしている。

ナカジロサビカミキリ

本日、家の外灯下に来ていた昆虫のひとつである。

小さなカメムシの一種かと思ったが、よく見るとカミキリの仲間のように見える。

ただ、この手のカミキリムシの仲間にしては随分小さい印象である。

大きさは、触角を除いた体長で、1センチにも満たない。

この手のゴツゴツした雰囲気のカミキリムシは、結構沢山存在するが、ここまで小さい同じような仲間は見たことがなかった。

調べたところ、直ぐに、ナカジロサビカミキリという名前が分かった。

幼虫は、各種広葉樹の枯れ枝等を食すとの事である。

アカウラカギバ   成虫

昨晩、近所の小学校の体育館で見つけた。

死後どれぐらい経過しているかは分からないが、取り敢えず写真には撮っておいた。

現場でも、カギバガ科の蛾であろうとは予測はついたが、帰宅後に調べたところ、一番臭いのは、アカウラカギバという種である。

この名前と特徴を知っていたら、現場で、ひっくり返し、裏面を確認したのにと思った。

残念ながら、裏面の確認はしなかったので、次回、体育館を訪れた時に踏まれずにまだその場所に居たら、確認してみたく思う。

ネット上の写真から一番似ている種を選んだだけで、種の同定に自信満々というわけではない。どちらにせよ、カギバガ亜科の蛾の種類は、物凄く多いというわけではないので、同定が間違っていても、ゆくゆくは正しい種に辿り着くことは出来ると考える。

ちなみに、このアカウラカギバの幼虫の食草は、ユズリハとの事である。近所で、ユズリハは、決してよく見かける樹木ではない。