プライヤハマキ 成虫

最近、近隣の雑木林を歩くと、地面の枯葉から飛び立つ蛾が増えてきた。そのうちの一つが、運良く地面に留まった瞬間と場所をを見逃さなかった。

慎重に近寄り、写真に撮ってみた。

大きさは、前翅長で1センチ弱ぐらいだった。容姿からハマキガの仲間である事は推測出来たので、ハマキガの仲間を当たると、プライヤハマキという種が浮上してきた。

幼虫の食草は、クヌギやコナラやシラカシやカシワ等のようである。要は、ブナ科の樹木の葉であろうか。確かに、この蛾が居た雑木林には、その殆どが揃っていたような気がする。

似た種に、ナラコハマキという同じような生態を持つ蛾が居るが、ナラコハマキの方が微妙に小さかったりするのかと、自分なりに解釈しているが、とにかく2種は、結構似た風貌ではある。

ちなみに、プライヤハマキは、今回見たような越冬型と、夏に羽化する夏型が存在するらしいが、夏型の方が小さく、越冬型は紋様が変異に富んでいるらしい。

ところで、プライヤハマキのプライヤって何なんだろう?

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