ウスムラサキノメイガ 成虫 Agrotera nemoralis (Scopoli, 1763)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

ひとつ前の投稿で、クロウスムラサキノメイガという近似種の投稿もしているので、そちらと是非比較してお読み頂きたいと思う。

大きさは、前翅長で7ミリぐらいだったと思う。縁毛も擦り切れて前脚も片方欠損しているようで、自然界を生き抜いてきた日数を感じる。

種名は、あんまり紫の要素が入っているようには見えないのだが、ウスムラサキノメイガ。

ひとつ前の近似種のクロウスムラサキノメイガの投稿の中で、本種ウスムラサキノメイガとクロウスムラサキノメイガの違いを列挙したが、上の個体は、まさにウスムラサキノメイガの特徴を全て持っていると感じる。

✳️触角の付け根が白くない。

✳️前脚の脛節の付け根に毛束がない。

✳️後翅と前翅の色合いが違う。

というチェック点から、上の個体は、ウスムラサキノメイガであろうと思ったのだが、こうやって同所に、近似種が生息している事を確認する事になった。

近似種が仲良く同じペースで同所に到達する可能性もなくはないが、おそらく、どちらかが最初に来ていたんだと思われる。蛾に限らず、たまにみる光景であるが、やはり翅を持ち、ある程度の距離の飛行が出来るという能力が昆虫の進出には影響していると思われる。

このウスムラサキノメイガは、ヨーロッパからインドを経て、日本含む東アジアに拡がっている蛾である。

コメントを残す