先週末に、家族が山登りにお友達と行くというので、私は、一行を登山口で下ろし、下山口で拾うという完全な運転手の役を買って出た。
買って出た理由の一つは、登山口も下山口も標高は1000メートルぐらいあり、待ってる間の5時間(結局は7時間)は、自由に自然観察やイワナ釣りが楽しめるからである。登山一行もスタート地点に戻ってこないコースが取れる事を喜んでくれる。お互いの利害が一致した。
想像以上に豊かな生態系であったが、先ずはこんなのもいた。
大きさは、前翅長8ミリぐらい。
最初は、キバガの仲間かヒメハマキの仲間かと思いながら写真を写したが、撮った写真を見返すと、見たことのない雰囲気である。
種名まで辿り着くにあたっての道のりの厳しさが予想出来たが、偶然、そっくりな蛾をネット上で発見してしまった。そこから、近似種を調べ始めると、スガ科のシロツバメスガという種が浮上してきた。
幼虫の食草は、分かっていないとの事である。
すごく似た種に、アセビツバメスガという種もいるようである。