昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つではあるが、昨晩だけでなく、我家の外灯下でよく見かける蛾の一つかもしれない。
大きさは、平均して、前翅長で11ミリぐらいの蛾である。
名前は、オオシラナミアツバ。幼虫の食草は枯葉である。
私は、この蛾を比較的容易く見分けることが出来る様になったが、コツがあるとしたら……
✳️ 先ずは、中横線のところに被る形で、太い帯があるかどうかである。この条件に合致してくる近似種として、同所的に、シラナミアツバ、トビスジアツバ、フシキアツバが存在する。
✳️ 次は、もう外横線を見て、ここまでグニャグニャしてるかというのがオオシラナミアツバである。おまけに、亜外縁線の方も湾曲が激しくて、本体下部4分の1の付近が、ゴチャゴチャ見えるのが、本種オオシラナミだと感じる。(時に、そこが偶然の幾何学的紋様のように見えたりするかもしれない。)
“オオシラナミアツバ 成虫 Hipoepa fractalis (Guenée, 1854)” への1件の返信