キンスジアツバ 成虫 Colobochyla salicalis ([Denis & Schiffermüller], 1775) 2

この蛾は、本年5月20日に我家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、前翅長11ミリぐらいだったと思う。

一見して、ヤガ科のアツバの仲間であろうとの予感は働くが、興味深いのは、この蛾は、アツバ亜科やクルマアツバ亜科ではなく、ヤガ科シタバガ亜科に属する蛾である。

シタバガ亜科に属するというぐらいなので、後翅(下羽)がどんな色をしているのだろうとも気になり始めた。

幼虫の食草は、ヤナギ類との事である。ヤナギは、近所の小川周りには多様なヤナギが生えているはずである。近くの未開もしくは放棄された谷地には、これまた何処から種が来るんであろうと思うが、ヤナギが優先種となる湿地は多い。

まぁ、我家の外灯下の一見さんみたいな蛾なのであろう。

最後に、この蛾の学名の登録年が古かったので、検索をかけてみたら、やはりかと思ったが、この蛾はヨーロッパにメインで生息している蛾である。(今日本にいるこの蛾は、元々日本に居たのであろうか?と少し気になり始めた。)

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