最近、近隣で、この蛾を見かけて写真に撮っていた。
![](https://i0.wp.com/okunonature.com/wp-content/uploads/2022/06/img_7573.jpg?resize=525%2C418&ssl=1)
同じ個体の写真をもう一枚。
![](https://i0.wp.com/okunonature.com/wp-content/uploads/2022/06/img_7576.jpg?resize=525%2C394&ssl=1)
大きさは、前翅長5 センチ以上。かなり大きな蛾である。
種名は、シモフリスズメ。
学名で、この蛾の世界分布を調べようとすると、Psilogramma increta Walker, 1864と変換されて、かなり類似する蛾の分布が出てくる。そのマップを眺める限り、インド南部に始まって、東南アジア(とりわけタイやミャンマーのあるインドシナ半島)、北上して中国東部、台湾、朝鮮半島、日本とアジア南東部広範囲に分布の拡がりを見せる蛾だと分かった。
シモフリスズメの幼虫の食草の方は、モクセイ科に始まり、他にも草本樹木問わず、色々な葉を食べれるようである。