マメドクガ 成虫 Cifuna locuples confusa (Bremer, 1861)

最近、近隣で、この蛾を見かけて写真に撮っていた。

別の個体をもう一枚。

どちらも、大きさは、前翅長17ミリぐらいだったのではないだろうか。

この特徴的な櫛髭状の触角とサイズからドクガの一種の予想は付いたが、調べたところ、マメドクガと分かる。

同時に、最近まで、明るい草地でよく見かけていたマメドクガと思っている幼虫達が、この姿に羽化したのかと繋がった達成感みたいなものも感じている。

幼虫のサイズ(毛の長さが、大きく見せてる気もする)からすると、もっと大きな蛾になりそうな気もするが、きっと、幼虫が着飾って大きく見せてるんだとも思う。

さて、マメドクガの幼虫は、マメ(豆)と種名に入るぐらいで、マメ科の植物、取り敢えず近隣だとクズとかをメインに食べてそうだが、タデ科のギシギシだったり、現実には、色んな植物を食べている現場に出くわす。

この蛾の生息分布に関しては、台湾辺りから朝鮮半島を経て、ロシア南東部までと日本といった具合に、極東アジア全般に拡がっている蛾のようである。

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